初心者の天体写真撮影
一昨年から少しずつ始めた天体写真です。首都圏の南向きマンションベランダからだけの撮影のため、制約が多くて大変ですが、新しいことを覚えるのが楽しく、これからも続けていけると感じています。これまでの経過をまとめ、新しいことを記録していきます。これまでの大まかな経緯は次のとおりです。
50代半ばで急に思い立ち、Meade ETX125 PE+自動導入経緯台を購入
・たまに思い出して取り出すも、何を見てよいか分からずほとんど放置
・アライメントと自動導入までは成功するも、引越を機に5年ほどで投げ売り
60代半ばで、基礎からもう一度とポラリエとBorg 55FLを購入
・中古のCanon EF300を使うも、ピント合わせが難しく、友人に差し上げる
・Borg 55FLでピント合わせが楽になるも、そのたびに鏡筒が大きく揺れるのが難点
・マイクロフォーサーズのカメラだが、周辺のコマ収差がひどい
・6秒ほどしか撮影できないものの、コンポジットができるようになった!
2018年7月にiOptronのSkyguider Pro、Borg 71FL、オートガイダーを購入
・71FLは80mm鏡筒に笠井マイクロフォーカサーを付けて、ピント合わせが楽に
・Deep Sky
Memoriesのid:rnaさんのブログを参考に、QHY5L-IIMでオートガイド
(ドリフトアライメントで2分まで露出が可能になり、ここでかなり面白くなる)
・Olympus E-M5 Mark
IIのライブビューで星団がかすかに見えることに感激
・赤い星雲を写そうと、古いEOS Kiss X5をSEO SP4改造するも、使いこなせない
定年を迎え、2019年2月にSkywatcher EQM-35 Proを購入し、自動導入に挑戦
・引越が多いのでとにかく軽いものを選んだが、ギアの異音がひどく2回交換
・交換後も自動導入時に多少のカリカリ音が残るがあきらめる
ASCOMで運用を始める
・Meade ETX125の経験から、見にくいハンドコントローラーは使わないことにする
・コントローラーの代わりにLynx AstroのEQDirectケーブルを購入(自作は無理なので)
Stellarium(ステラリウム)とAstro Photography Tool(APT)で自動導入を始める
・ステラリウムを使って自分の好きな星でアライメントができる
・アマゾンで2個1,000円位のゲームパッドを使って、鏡筒を対象に移動できる
・APTでEOS Kissをコントロールするようになる
・最後はAPTのPoint Craftで対象を視野の中心にセットできた!
(ステラショットと同じ機能が無料のソフトでできて面白くなる:APTは有料版を購入)
光害カットフィルターの購入
・やはりid:rnaさんのブログを参考に、光害カットフィルターを購入
・EOS改造カメラとフィルターで、多少赤いDSOが写るようになる
オートガイドのハンチングに悩まされる
・日によって1時間持つことも、10分ほどしか持たないことも(収束しないことも)
・PHD2の日本語マニュアルを読み、設定を変更するも、赤経が改善せず
・開始時に方位のドリフトアライメントをやり直すようにするとかなり改善した
(三脚の位置をマークしていたので毎日の極軸設定は不要かと思ったが甘かった)
ワンショットカラー冷却CMOSカメラ購入
・光害地で有効かと、2019年5月に思い切ってZWO ASI 294MC
Proを購入
・まだ晴れる日がなく、待機中です
これから、おいおいまとめていきます
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