ポータブル電源の不具合とその対応
先日の撮影で、新しく購入したポータブルバッテリー Anker 521 Portable Power Station の残量が 30% あたりになったとき、その直後に電源が落ちるというトラブルがありました。冷却カメラの昇温処理ができませんので、これは極めてまずい現象です。 その後室内で、撮影 PC や赤道儀と同じ程度の消費電力である 35W の保温マットをつないで、負荷試験を行いました。その結果、次のように 30% 前後で急速に残量が 0 になることが裏付けられました。 購入元の Anker Japan に連絡すると、すぐに対応してくれ、製品を返送後に不具合を確認してくれました。昨日代替品が届きましたので、本日同じような負荷試験を行いました。 その結果、時間とともに残量がほぼ線形で減少していることを確認しました。使用時間が 90 分程度伸びています。残量が 10% 程度から 20 分は動きますので、カメラの昇温と片付けを始めることができます。 6.5 時間は撮影できることになりそうです。 Anker は、不要になったバッテリーを無料で回収してくれますし、今回の対応も適切で、信頼できる企業であるとの印象を受けました。