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StarXTerminatorアップデート

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StarXTerminator からのメールで、 AI バージョン 6 がリリースされたことが分かりました。輝星付近のスターレス画像が「あまりにもなめらかに」なる現象を、できるだけ自然に見えるようにしたとのことです。やはりこれは問題とされたようですね。前回の画像と比較してみました。 左側が旧バージョンの AI5 、右が今回の AI6 です。 これだと分かりにくいので、中心付近を拡大してみました。前回指摘したような、左の画像の指で絵の具をこすったような不自然な「なめらかさ」が、右の画像ではなくなっています。多少周囲と違うのが分かる程度です。 すぐにアップデートしてくれることには好感が持てます。これは購入する価値があるかもしれません。

青を強調したHOO合成

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  いつも参考にしている、東京在住の Cuiv さんの YouTube を参考にして、オリオン座のモンキー星雲を処理してみました。 まだ仕上げの感覚がよくわからないので、どうも不自然になっていると思います。 青を強調する手順 これは、次のビデオを見ていただいた方が良いと思いますが、 覚書としてポイントを以下にまとめておきます。      https://www.youtube.com/watch?v=2QS2Pyhf7as&t=3s 1. EZ SoftStretch でストレッチ 2. PixelMath で RGB 結合          R: Ha          G: Ha*0.3+OIII*0.7          B: Ha*0.05+OIII*0.95 3. StarNet でスターレスとスターマスクを作る 4. Ha と OIII のスターレスも作る 5. RangeSelection で OIII のマスクを作る          プレビューと実際はかなり違うので、何度も試してみる 6. カラー画像にマスクを掛ける 7. Curves で強調する          b を下げる          c を少しいじって青を調整する          G をやや上げてみる          R をほんの少し上げてみる          S を上げる 8 . Ha のマスクも作る          OIII のマスクを外して、 Ha マスクを掛ける 9. Curves で強調する          c を上げる          RGB をわずかに調整する              S をわずかに上げる 10. 周辺減光がある場合は取り除く(フラット補正がうまくいかない場合)          ABE で degree を 2 にして、 subtraction する          DBE に周辺だけをポイントし subtraction する 11. Curves で強調する          RGB を S 字にする          S を調整する