新しいPHD2とNGC2467(どくろ星雲)

昨日新しいPHD2を使ってみました。基準星がいくつも選択されていることが次の画面で分かります。満月の明るい空にも関わらず、RMSエラーが初めて、0.8台に下がりました。これまでは、一番良い条件でも1.11.2台でしたので、0.30.4程度もしくはそれ以上下がることになります。

また、露出時間を1秒にすることができました。これまでは、最短でも3秒にしないと、RADECともに大きく乱れていました。これも、ガイドエラー低減に役立っているのではないでしょうか。

NGC2467(どくろ星雲)

昨日撮影したOIII105分)と20日に撮影したHa72分)のHOO合成です。緯度の低い天体ですので、背景のムラが完全に取れていませんが、今のところはこれが精一杯です(ε-130D)。


これから

昨日のOIIIをインテグレーションした画像の、eccentricityはとても優秀でした。一番悪いところでも0.32ですので、丸さに関しては申し分ありません。


それに比べると、20日のHaはかなりずれており、左上は0.5を越えています。

これはもしかしたら、ガイドエラーが大きいために星が丸くなっていなかったのかもしれません。今日、もう一度Haを撮影し直して検証してみます。

また、本日オートフォーカサーが届きますので、その動作も確認してみます。フィルターで焦点距離が異なるだけでなく、鏡筒の温度変化でフォーカスが移動します。手動では、明るい星を導入して調整しなければならず、限界を感じていました。




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